食のワガママは誰のせい?

先日お仕事で伺ったお宅のお母様から頂いた[わたぼくのコーヒー]
とっても懐かしいお味。



好き嫌いが激しく、もれなく牛乳も飲めなかった私は、給食の時間が終わってもベランダに出されて完食&完飲するまで放置されていた子供でした。
たまに出るコーヒー牛乳の日は、余裕で完飲だったのを思い出しました。

このパッケージに『給食で子供達にもっと牛乳を飲んで欲しい・・・』との理由でミルクたっぷりコーヒー牛乳が誕生したと書いてあるから、もしかしたら私が救われていたコーヒー牛乳なの?!感動の再会なの?!とか思ったけれど。
1987年と書いてある。
・・・ワシ14歳や。違うやん。
別のコーヒー牛乳に救われてたのね。

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『愛犬がごはんを食べなくて困っています』という相談を受ける事があります。
小さな身体で食べないだなんて、心配ですよね。
食べないのが心配過ぎた飼い主さんが大体やってしまいがちなのが、
〇食べないから一旦さげて美味しい物をトッピングしてから再度出す。
⇒ 食べないでいると美味しくなって戻ってくる!と、学習してしまうコも多いです。
どんどんグルメになってしまい大変です。

〇手から食べさせる。
⇒ 最初のうちは苦にはならないようですが、続いていくうちに面倒だと気づく方も多いようです。

〇食べ終わるまで食事を出しっぱなし。
⇒ダラダラ食べで、本気の食欲がどれくらいかの把握がし辛いので、本当に具合が悪くて食欲が落ちても気づきにくくなってしまいます。

〇ムダにオヤツをあげすぎている。
⇒飼い主さんの3時のオヤツなどに欲しがるので。などでオヤツをあげまくると、オヤツでお腹がいっぱいになり肝心の食事が入らない。というコもいるようです。

などなど。
ワンちゃんが健康体であれば、食べない時(朝食)には20分位でさげてしまって次の食事(夕食)まで何もあげずにいると、だいたいのコがその次(その日の夕食)か、その次の次か(次の日の朝)にはお腹が空いているので食べるようになります。

このアドバイスをすると、『食事を抜いて大丈夫なのですか?』とのご質問を受ける事があります。
そのワンちゃんがご自宅に連れて来たばかりの仔犬だったり、病気を抱えていたり、老犬ならばこのアドバイスはしません。

【健康体のワンちゃんであれば。】のアドバイスです。

ですが、ご心配なのも分かるのでその場合は、かかりつけの獣医さんに健康状態をチェックして頂き、食事を数回抜いてしまったとしても大丈夫かどうかの相談をしてもらうようにもお伝えしております。

食のワガママは飼い主さんの良かれと思って取った対応で悪化してしまう印象です。
・・・って、好き嫌いの多い子供時代をすごした私は、ワガママを両親にきいてもらって悪化したのですよね。
そんな私に言われたくないですよね(笑)