愛犬とお散歩へ行く前にチェックしてください

昨日、この内容をアップして注意喚起をしなかった事を後悔しました。
なので、今日はアップします。

昨日カウンセリング予定だった子犬ちゃんが、散歩中に首輪が抜けて事故で亡くなってしまったと連絡を貰いました。
飼い主さんもショックだったと思うので、すぐに注意喚起の記事をアップするのを避けたのですが。

先程、過去にレッスンを受けてくれた生徒さんから、リードが外れて事故死してしまったと連絡をもらいました。

昨日のうちに注意喚起をしていれば!!
後悔と共に涙が止まりませんでした。

すぐに飼い主さんに電話してお話している中で、この立て続けに事故死してしまった事を注意喚起してもいいかと
許可を得てアップします。

これを読んでいる飼い主の皆さん!!
明日からのお散歩に行く前に、首輪やハーネスが緩んでいないかチェックしてからお出かけください。

可能ならば、ハーネスと首輪の両方にリードを着けるダブルリードで出かけましょう。

ロングリードや伸縮リードは、公道では使わないでください。
これらのリードは、飼い主さんが長いリードを上手にさばけるように練習しつつ、
愛犬にはマテやオイデのトレーニングをしてから。
使う場所は、広場になっていて周囲の方々や道路などにたどり着けない距離を保って周りに配慮しつつ使用しましょう。

リードの着け替えは、一旦2本リードにしてから。

靴紐を結び直す時や、愛犬の排泄物処理の際は、しっかりリードを持ち、周りを確認しつつ落ち着いて処理しましょう。

周りの物事に怖がる、パニックになるなどの気質のコだと、突然の出来事や大きな音などに反応して暴れたり、
突然リードを引く事があります。

テンションが上がり易いコは、何か興奮する物事を見つけて突進する事があります。

鳥や猫などの他動物、バイクや自転車、ランナーなどの素早く動く対象物を追っていきなりダッシュするコもいます。

どんなタイプのワンちゃんにも起こりうる事です。

トレーニングを積んでいても、悪い偶然が重なる場合があり、その一瞬で全てが変わる事があるのです。

どうか愛犬家の皆さん、油断しないでください。

リードを軽く手に引っ掛けて持ったり、手首にかけているだけの方を見かけます。リードはしっかり持ちましょう。

犬の散歩中に、携帯電話で喋りながら。
タバコを吸いながら。 
イヤホンで音楽を聴きながら。
などの、[ながら散歩]をしている方をみかけます。
愛犬と周りに集中しましょう。
(でもピリピリはしないで)

サンダルやミュールなどの動き辛い、踏ん張りの効き辛い履き物で散歩している方も見かけます。
飼い主さんが転んでリードが手から離れてしまう危険性があります。
スニーカーなどの動き易い履き物で散歩しましょう。

小中学生だけでの散歩。
大人が一緒でも、お子さんだけでリードを持つこと。
突進を止められない人がリードを持つこと。
犬をコントロール出来る人がリードを持ちましょう。

注意ばかりしたけれど、うるさいと思わないでください。
出来ているから大丈夫だよ!
分かります。出来ているのは。

でも、何が起こるか分からないから。

後悔して欲しくないから。

油断しないでください。

愛犬との散歩を安全に楽しんで欲しいから。

悲しい別れをする人が今後二度と出て欲しくないから。

お願いします。

私も気をつけます。

写真はダブルリードの一例です。



リードが更に抜けにくくするために、首輪とハーネスを繋ぐ道具も手作りしました。