愛犬とのスキンシップ

寝てる犬 触る


寝ている天心を触ったり、ソファで隣に寄り添う天心とイチャイチャしていて思うこと。

愛犬との触れ合いは、私達飼い主に安らぎを与えてくれてとてもハッピーな時間。

その時、愛犬もとても気持ちよさそうに撫でられ、隣にいる事を喜んでくれています。

 


でも世の中には、触られる事が苦手。触られたくないから攻撃行動に出てしまう犬もいます。
お散歩に出かける際に首輪にリードをつける時、お散歩から帰って来た時の足拭きという毎日やらなければならない行動で、
愛犬に唸られ、噛まれるのが恐怖になってしまい散歩に行けなくなる。
運動不足になり、更に関係が悪化する。。。などの悪循環がうまれているお宅もあります。
そうなってしまうと、愛犬とのスキンシップなんて楽しめる状態ではない。

愛犬とのふれあい。
こんな基本的な事が出来なくなってしまうのは、子犬のうちに間違ったしつけ(乱暴な方法で扱うなど)で悪化させてしまったり、
犬の習性を無視した溺愛でわがままに育てたりなどから起こります。

噛む犬にしてしまうのは、言い方がキツくなってしまうけど、『無知な飼い主さんのせい』でもあるのに、『噛むようなバカ犬は処分だ!』と勝手な言い分で
殺処分を選択する方も多いです。
なんて理不尽な!!

私のところには、流血する程噛まれても、治したい。関係を修復したい。という一心でご依頼される飼い主さんが来られます。

大怪我させる程噛みつく成犬を、今後一切何をしても絶対に大丈夫。という状態に戻すのはかなり難しいのが事実ですが、
それでも今ある攻撃をかなり減らせて平和に暮らす事が出来るまでに戻すのは可能です。
でも、お伝えした噛む犬との共存方法は、ずっと続けていかねばなりません。
気を付け続けなくてはならないのです。
噛む犬にしてしまうのは、それだけ大変なことなのです。

だから!
子犬のうちに、正しいしつけを家族で行えば、愛犬に恐怖を覚えることはないのです。
お願いですから、犬との生活を始めるなら褒めてしつける専門家に習ってください。
最初の数か月、愛犬と一緒に楽しくお勉強するだけで、10数年続く愛犬との生活が平和で幸せなものとなりますから。


写真は、ベッドでぬくぬくする天心に触る私の手。
男性の手ではありませぬ。
どうにか細めに写らないものか。と、5 枚位撮りましたがこの有様(^_^;)