皆さまの協力のもと。

犬と男性 仲良くなる方法
怖がり犬 接し方

 昨日紹介した MIXのふく君。

個別レッスン の依頼理由は、『すれ違いざまに他人にうなる』 などでした。
私が カウンセリング で初めてお宅へ伺った時も、私を避けつつ背中の毛を全部立てて怪獣のようになりながら(笑)
小さな身体を必死に大きく見せようとしつつ、小さく唸っていました。

この状況を見て、『唸る犬!攻撃的!!』と思ってしまうのは、早とちり。
怖い!って反応を全身で現して怖さからくる唸り声をあげているだけなのです。

なんて愛おしい!と思ってしまうのは、怖がりワン飼い主ならでは(笑)
天心の子犬の頃、初めて天心に会った時も同じようなリアクションをしていましたねぇ。
『人なんて信じないんだから!!』って目をしながら。(はぁ。懐かしい/遠い目)

それはさておき カウンセリングでは、いつもの怖がりワンちゃんへの対応 をしつつ、じっくりご家族に対し私がふく君の気持ちを代弁して理解して頂き、必要なアドバイスをしました。その間もふく君にとってムリの無いようにふく君のペースで対応し、カウンセリング終了時には私の手からご褒美が食べれて私に飛びつきチューをしようとまでしてくれたのであります♡

推定生後4か月のふく君。カウンセリングの次の日は8月のワンサミ開催日!
って事で、まだ実技レッスンをやっていない状況でしたが、他人に慣らす最大のチャンス!!って事で、超!異例でしたがカウンセリングの次の日にいきなりワンサミ参加となったのであります。

その作戦、大成功!!
だって、ワンサミ参加のワンちゃんのご家族は、私と同じ方法で犬に接触する事が出来る方々。
怖がる犬に、いきなり触ったり、ジロジロ目を見たりなど更に怖がる事をせずに協力してくださったおかげで、ふく君は他の参加者家族の皆様からご褒美をもらいちょこっと触ってもらったりしても平気でいられるようになって帰って行ったのでした。(写真は、だいぶ慣れてきた頃のもの)
先日参加の皆様、本当にありがとうございました!!

で、今日。個別レッスンの初実技の日だったのですが私を大歓迎してくれたし、ワンサミ後にご近所の犬好きのオジサマにも喜んで駆け寄ったとか。
もう良い影響が出ているだなんて嬉しいですね♪

やはり子犬の頃からの 正しいしつけ は、犬にも飼い主さんにもムリなく教えられて、良い経験を積ませる事が出来るので成果が上がり易いですね!

ふく君のご家族も仰っていましたが、『うなる』って行動がなければしつけを子犬のうちからしようとは考えもしなかったとか。
ふく君はたまたま早くに、そういった行動が出て飼い主さんが躾の必要性を感じてくださったラッキーなケースです。


でも世の中のワンちゃんは、目立った困り事がなくある程度まで大きくくなるまで特にしつけをせずに、むしろ甘やかした状態で育ててしまい、結果、問題行動 と呼ばれる困り事を抱えてしまってから、慌てて躾をしよう!となるご家庭が多いです。
悪い行動を学習してしまい習慣になってしまってからですと、その悪い行動を減らしつつ良い行動を植えていかねばならないので手間暇、お金もかかってしまいます。
新しい家族 子犬を迎えたら、特に目立った困りごとがなくても まずは 褒めてしつけるトレーナー についてトレーニングを開始出来ると良いですね!