お互い様の精神で。

先日の講座参加者の方が、講座に来る前のお散歩で、すれ違ったバイクに愛犬が吠えたそう。
すると、そのバイクが引き返してきて、『殺すぞ!』と、言いながら愛犬に手をかけようと近づいて来て。
抱っこして守ろうとしていたら、近くにいたお婆さんがそのバイクの男性を掴んで(それにもビックリでしたが)止めている間に逃げて更に近くにいた宅配業者の男性に助けを求め・・・『警察呼びますよ!』と言ったら、立ち去って行ったそう。

その話をしてくれている間も、まだ心臓がドキドキする。と。
そりゃそうです。すれ違いながら罵声を言われただけならまだしも、わざわざ引き返してバイクを降りて愛犬に手をかけようとまでしてくるだなんて恐ろしいに決まっています。

これって脅迫ですよね?本当に警察に通報して良いレベルでは?
今後もまたそのバイクの男性に会ったら?その時に周りに誰もいなかったら?怖いです。

他にも聞いた事があるのが、すれ違いざまに『うるせ〜!』と怒鳴られたり。後ろからズンズン付いてきて圧をかけられたり。怖い思いをしている飼い主さんは意外に多いです。
そりゃ犬に勢いよく吠えられたら、あまり気分の良いものではないかもしれません。
ですが、怒鳴ったり、脅したりはやり過ぎでは?と思います。許される行為ではないと思います。だけど残念ながら世の中には色んな人がいるのです。

なので普段から個別レッスンで、吠える行動が目立っていないワンちゃんの飼い主さんにも、『すれ違う時は、犬を連れている我々が露骨によけましょう』と、お伝えしています。
例え、超小型犬であっても犬が怖い。と思う方もいらっしゃる。だから普段から犬を連れている我々が周囲への配慮としてよけるなどをしていれば、周りの方が『あの飼い主さんは、普段からちゃんと愛犬をコントロールしている』『周囲へ配慮しているマナーの良い飼い主さん』と安心感を与える事が出来るかなと。

吠える。飛びかかる。引っ張るが目立つワンちゃんの場合は、より配慮が必要ですしね。

この相談者さん、講座が始まる前に少しお話しただけで、講座内でこの件に触れられたら触れてもいい許可も貰っていたのだけど、流れ的にこの件を話に混ぜられないままで。
質疑応答が終わった後には帰ってしまったようでお話出来なかったのが心残りで。この記事見たら連絡ください!今後の散歩での注意点などお話したいと思って記事にしました。

他の方への注意喚起にもなるかとも思いましたし。
皆さまも、どうか気をつけてお散歩してくださいませ。




雲呑『アタチが思うに・・・何事もお互い様じゃないかしら?バイクだって無音で走れないでしょう。バイクがうるさい!って人もいると思うのよね。みんな仲良くしましょうよ♪』と、大あくび。